ハピタスからドットマネーに交換するメリットとデメリット

 

 

 

遅ればせながらですが、すでに話題になっておりますハピタスポイントからドットマネーギフトコードへの交換を、実際に私もやってみました。

 

 

 

まずは、ハピタスのポイントを交換すると以下のような交換受付メッセージが届きます。以下の画面はハピタスにログインしてメッセージを見た場合ですが、登録しているメールアドレスへも同種のメッセージが届きます。今回はテストとして5,000ポイントだけ交換してみました。

 

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気になるハピタスのポイントがドットマネーギフトコードに交換されるタイミングについて、公式では「3営業日」となっていますが、私の場合、8月7日(日)17:21に交換して、8月9日(火)13:37には交換が完了していました。つまり、うまくいけば2営業日で交換出来るようです。

 

 

 

無事、ハピタスポイントが、ドットマネーギフトコードに交換されると、次に以下のようなメッセージが届きます(こちらもメールアドレスにも同種のものが届きます)。

 

 

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そして、上記画面にあるリンクをクリックして先に進めて行くのですが、このレイアウトだと上段にある「交換手続き情報」を思わずクリックしてしまいますよね。でもそうじゃないです。「交換手続き情報」は「ドットマネーギフトコードを手に入れました」という”電子マネーIDの確認”が出来るだけで、スムーズにドットマネーギフトコードにたどり着きません。

 

 

 

なので、まずは上記の赤で囲った「ドットマネーギフトコードの使用方法」をクリックしてください。そうすると、以下のようなドットマネーのサイトに飛びます(ログインしていない場合は一度ログインが必要です)。

 

 

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まずはドットマネーギフトコードが表示されていることを確認(上記画像ではあえて消してあります)。その後、この画面の「確認画面へ」の文字があるバナーをクリックします。後は案内に従って行けば、簡単にドットマネーに変換することが出来ます。

 

 

 

ドットマネーギフトコードは他人に譲渡可能

 

 

上記のようにこの度、ハピタスからドットマネーへポイント交換が出来るようになり、これまでハピタス→PEXしかルートがなかったANAマイラー御用達のソラチカルートに、新たなルートが加わり利便性が高まるとともに、リスクヘッジが可能になりました。

 

 

 

しかし、それより我々ANAマイラーにとって重要なことは、ドットマネーギフトコードは他人に譲渡することが可能であるということです。

 

 

 

マイラーがマイルを貯める際、家族に協力してもらうと、加速度的にマイルを貯めることが出来ます。しかし、家族にポイントサイトのIDを持ってもらい、同じようにポイントを貯めたとしても、ポイントサイト内はもちろん、他のポイントサイトへ交換する際も、「同一名義先」が条件なため、ポイントを合算することは出来ませんでした。(マイレージサービス内では合算する方法は存在します)

 

 

 

しかし、今回のドットマネーギフトコードは、「同一名義先」以外でも、他人がドットマネーにログインした状態で、上記の「ドットマネーギフトコードの使用方法」をクリックすると、ポイントを他人へ譲渡出来てしまいます。それもそのはず、ドットマネーギフトコードはその名の通り、「ギフト」コードなので、そもそも譲渡することが前提になっているわけですからね。

 

 

 

ポイントを譲渡出来るメリットを具体的に考えてみる

 

 

では、ポイントを譲渡出来るメリットは何でしょうか?具体的に考えてみます。

 

 

 

例えば夫婦二人でマイルを貯めているとしましょう。従来のソラチカルートを使うと一人毎月最大18,000ANAマイルを貯めることが出来ます。二人で貯めると36,000マイルを貯めることが出来ますね。

 

 

 

しかし、とある月の話として、ハピタスで夫が35,000ポイント、妻が5,000ポイント貯めた月があったとしましょう。

 

 

 

この場合、夫はいつも通り、ポイントサイト→メトロへ20,000ポイントを交換→ANAマイルへ20,000ポイント(=交換上限)を交換すると、その90%の18,000マイルを貯められます。しかし、今月は15,000ポイントが余ってしまいます。(計算を単純化するために各中継ポイントの当初ポイントの残高は0とします)

 

 

 

一方、妻は5,000ポイントをソラチカルートで交換すると、最終4,500マイルに交換出来るのですが、夫婦で合計22,500マイルしか貯めることが出来ません

 

 

 

しかし、ドットマネーギフトコードを利用するとどうでしょうか。

 

 

 

夫は同じようにポイントを交換して、18,000マイルを貯められます。かつ、従来のソラチカルートだと、余ってしまっていた15,000ポイントをドットマネーギフトコードだと他人へ譲渡出来るわけですから、15,000ポイントを妻に譲渡します。すると、この時点で妻の残高は20,000ポイントに増えます。その後、ドットマネー→メトロポイント→ANAマイルに交換すると、妻も18,000マイルを貯められます。夫と合わせて最大の36,000マイルを貯めることが出来るため、従来のソラチカルートよりも無駄なくかつ早くマイルを貯めることが出来るようになったわけです。

 

 

 

他にもメリットはいくつか考えられますが、ポイントを譲渡出来るようになったことは、陸マイラーにとっては、とても大きなメリットであり、歓迎すべきことであることは間違いありません。

 

 

 

手数料が無料かつ、ポイントを3%上乗せしてもらえる

 

 

 

これまでのソラチカルートは、PEXを経由するのが、セオリーでした。しかしながらPEX→メトロポイントへの交換時には、交換毎に500ポイントの手数料を取られていました。

 

 

 

しかし、ドットマネーギフトコードを使った新ルートでは、手数料は無料です。これはありがたいですね。さらに今ならドットマネーギフトコードへポイントを交換すると、3%ポイントを上乗せしてくれるキャンペーンを行っています。単に、数回クリックするだけで、3%のポイントを上乗せしてくれるのですから、美味しい話です。

 

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デメリットは有効期限と規約改定

 

 

この度、開通したドットマネーギフトコードを利用した新ルートはとてもメリットの多いサービスですが、デメリットも考えておかないといけません。

 

 

最も注意が必要なのは、「有効期限」です。これまでの王道だったPEXの有効期限は、12ヶ月の間に一度でもログインするか、12ヶ月以内に一度でもポイント交換していれば、ポイントは失効しませんでしたが、

 

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ドットマネーは、ポイントを獲得してから「6ヶ月後月末」という有効期限があります。つまり、何度ログインしていても、新たにポイントを取得したとしても、獲得したポイントは「6ヶ月後月末」で失効してしまいます。これは結構短い期間なので、うっかりポイントを失効してしまわないように十分注意してください。

 

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あと注意したいことは、「規約改定」ですね。あまりにも美味しい企画やサービスなどは、ネットで瞬く間に陸マイラーに伝わり、企画やサービスに殺到することがあります。あまりに殺到するとどういうことが起きるかというと、そのサービス自体が消滅したり、改善ならぬ改悪をされたりします。もし改悪されただけなら良いですが、それを知らずにそのままサービスを利用していると、知らないうちに規約違反をしてしまうことになり、最悪のケースでは、ID剥奪のリスクもありますので、注意が必要です。

 

 

 

さらにココからは私の推測でしかありませんが、おそらく今回のドットマネーギフトコードは、ダイレクトにドットマネーのポイントに変換する制度にしなかったのは、明らかに意図があると感じています。つまり最初から業界ではタブーだった「ポイントの譲渡」を前提にしていた可能性が高いと。これにより、ドットマネーはポイントサイトとしては、後発組であるにも関わらず、一躍有名になれるわけですから。

 

 

 

ただ、ここではあえて言いませんが、この「ポイント譲渡」は、いろいろ見方によっては課題があるわけで、私もこのポイント譲渡制度を活用して、いくつかグレーなことを思いつきました(もちろんやりませんが)。。。しかし、この制度によってポイントサイトがこれまで以上に注目され、活況を帯びる可能性の方に期待したいと思います。今後は、私も規約改定動向には注意を払いながら、積極的に活用していきたいと思います。

 

 

 

今後は陸マイラーに必須のハピタスとドットマネーの組み合わせ。各口座をお持ちでない方は以下のリンクからどうぞ。

 

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ハピタスの登録は無料です。

 

 

dotmoneytop

ドットマネーはアメーバIDでログイン出来ます。