【SFC修行】一撃大量ANAマイル獲得の必殺技SINタッチ。シンガポール・チャンギ空港でお勧めの過ごし方~その1

 

 

SFC修行僧の中でも人気のSINタッチ(シンガポール弾丸往復フライト)。SFC修行をするなら、ぜひ組み入れたいフライトです。なぜなら、安い、PP単価が良い、土日で完結、プレミアムエコノミーで快適そして、到着先のチャンギ空港が素晴らしい、とメリットが多いフライトだからです。

 

 

 

以前から、私はシンガポールチャンギ空港が大好きだったこともあり、SFC修行でシンガポールを活用出来るフライトならば、弾丸であろうが何だろうが、チャレンジしようと思っていました。なので、SFC修行を決意した2017年の年初に、何よりもまず最初にSINタッチのフライト予約を入れました。

 

 

 

そしていよいよ実際にSINタッチを敢行する当日やってきました。もうワクワクが止まりません!一方、ワクワクを抑えきれない私の心の中で、SFC修行の主たる目的のPP獲得以外のある目標を立てていました。それは、、、「シンガポール・チャンギ空港で一銭も使わず宿泊して帰国すること」です。

 

 

SFC修行を計画してみるとわかると思いますが、PP単価のことを考えると、出来るだけ一度のフライトで遠くに行きたくなる。そうなるとどうしてもフライト時間の関係上、現地一泊になってしまうケースがあります。しかし、現地一泊となると、プレミアムポイントを調べ、電卓を叩きまくって、より良いプレミアムポイント単価(PP単価)をはじき出したのに、結局1泊することで、宿泊費用がかさみ、トータルではコスト高になってしまうことがよくあります。

 

 

 

今回のSINタッチでも、現地到着が夕方5時ごろ、復路のフライトが翌日朝7時ごろで、現地の滞在時間が約14時間ありました。このくらいの時間があれば、シンガポールは小さい国なので、空港から市街地も近いので、一旦市街地に出てホテルで一泊することも可能です。

 

 

 

でもそれをしてしまうと、プレミアムエコノミーで行ける運賃としては激安の99,000円でプレミアムポイントを11,856PP稼ぎ、実にPP単価8.35円を記録するSINタッチのメリットが薄れてしまいます。

 

 

 

それは何とか回避したいと、いろいろ調べて見ると、シンガポールのラウンジは航空会社のラウンジを合わせると10以上あり、しかも24時間営業をしているところが多くありました。でもSFC修行をしている人はステイタス会員ではないでしょうから、通常、航空会社のラウンジは使えません。しかし、幸いなことにシンガポールのチャンギ空港には航空会社も利用しているラウンジで「プライオリティパス」が使えるラウンジ、しかも24時間営業のところが9ラウンジもあるのです(自己調べ)。

 

 

 

そこで、私は考えました。「シンガポールは24時間空港で、プライオリティパスで使える24時間ラウンジもたくさんある。そのラウンジを最大限活用して14時間を無料で過ごそう」と。つまり、一泊分の宿泊代と食費を一銭も使わない計画です。

 

 

 

そして、フライト当日、この無謀かつ壮大な計画は静かに滑り出したのでした・・・

 

 

 

 

シンガポール・チャンギ空港のラウンジを全部回るのは意外と難しい

 

 

正直、今回のSINタッチで、全部のラウンジを回ってやろうと思ってシンガポールへ飛び立ったのですが、結果的には4つしか回れませんでした。全部回るのは意外と難しいです。なぜなら、一応、プライオリティパスでラウンジに入る時、サインをさせられますので、同じラウンジに何度も行くのはさすがに気が引けますから、「他にも行ってみてこっちの方がよかったら戻って来よう」というわけにはいかないし、ラウンジを回っているうちに居心地の良いラウンジがあったら、これまた長居してしまうからです。あと、同じ系列のラウンジが複数あるので同じ系列のラウンジには足が向かないことも関係します(同じ系列でもラウンジの趣向や雰囲気は違うので興味がある方は使ってみても良いと思います)。

 

 

 

というわけで結局今回は全部回れませんでしたが、私がどのようにシンガポールのチャンギ空港でラウンジを使って1夜を過ごしたか?をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

落ち着いた雰囲気のPLAZA PREMIUMラウンジ

 

 

大阪→羽田→シンガポールと乗り継ぎ、チャンギ空港に到着して、普通なら到着客が向かうイミグレーションを横目にそのままラウンジ探しの旅へ。

 

 

 

ちなみに他の空港は到着後、すぐにその国へ入国するのが前提となっており、降機客の誘導ルートも自然にイミグレーションへ向かうようになっていますが、チャンギ空港は、入国しなくても滞在できるようになっているため、イミグレーションへ向かわずに空港内(制限エリア内)で過ごすことが可能です。

 

 

 

逆にイミグレーションを経由して制限エリアを出てしまうと、帰り(シンガポール出国)の航空券を持ってないと制限エリアに戻って来れないので注意してください!私は以前、これで大失敗した経験があります。何故なら制限エリア外にはラウンジが一つしかなく、他のショップやレストランも午後10時頃には閉まってしまうからです。なのでラウンジで優雅に過ごすどころか、必然的にベンチや床で寝ることになります。

 

 

 

なお、実はこの帰りの航空券発券は、通常でしたら日本→シンガポールへ向かう時には発券されません。なので、発券についてのノウハウが必要なのですが、ここではカンタンに以下の2種類の方法をお伝えしておきます。

 

 

1)日本で「日本→シンガポール」の航空券を発券する時に「シンガポール→日本」の発券をお願いする

 

2)シンガポールに着いたらすぐに制限エリア内でトランジットカウンターに行き、帰りの航空券を発見してもらう

 

 

お勧めは1)ですが、帰りの日程によって、可能な場合とダメな場合があります。もしダメなら2)で。これ、今回のようにシンガポール・チャンギ空港で制限エリアを出ずに一晩ラウンジで過ごすために超重要なノウハウですので、しっかり覚えておいてください。

 

 

 

話を戻します。まず初めに飛び込んだラウンジは、ターミナル1の3FにあるPLAZA PREMIUMラウンジです。

 

2015年に出来たラウンジらしく、落ち着いた感じの良いラウンジでした。

 

 

意外とチャンギ空港は飛行機が見れるラウンジが少ないのですが、このラウンジは飛行機を眺めることが出来ます。ただ、私が行ったのは夕方~夜だったせいか、ほとんど飛行機は来てくれませんでした(泣)。見えている席は一人掛けですが、写真手前の席はU字型になっていて、完全に寝ころべますので、うまく空いていればそのまま就寝することも可能です。

 

 

温かいモノが2品と、ピザがありました。あとシェフもいてヌードル系と手巻きずしがオーダー可で、結構手巻きずしが人気でした。

 

 

野菜とスープ。ちょっとしたそうめんみたいな麺もありました。

 

 

 

ただ、このラウンジの唯一の欠点は、「アルコールが有料」だということです。これでは「シンガポール・チャンギ空港で一銭も使わず宿泊して帰国すること」という私の目標を達成できないので、ガマン、ガマン。

 

 

 

とりあえずおなかが空いていたので、こんな感じの食事をいただきました。

 

 

 

 

巨大なチャンギ空港のターミナル間はスカイトレインで移動

 

 

PLAZA PREMIUMラウンジで食事をいただき、少しホッとしたところで、しばらくiPadでメールチェックなどの作業をこなしていると、静かで心地良いし、もうすでに動きたくない感じだったのですが、重い身体を起こして、次のラウンジへ。

 

 

 

次はターミナル見学も兼ねてターミナル1→ターミナル3へ。ちなみにシンガポールのチャンギ空港は現在ターミナル3まで稼働していて、近々ターミナル4が開港、ターミナル5も計画中という巨大な空港です。ちなみに下図の連結された青い電車の絵がスカイトレインです。

 

Changi_airport_transit_map

source:singaporeair.com

 

 

 

 

 

ターミナル1の3Fからみたフロア。ほとんどの店が24時間営業なので、見て歩くだけでも楽しいです。いつも賑わっているので、今何時かわからなくなってしまいますが。。。ここをずーっと奥まで歩いて行くと、ターミナル3へのスカイトレインがあります。

 

 

 

ポケモンスカイトレイン。こんなところでも人気です。

 

 

スカイトレインが発車するとこんな感じ。ちなみに歩いてもターミナル間移動は出来ますが、ターミナル1の中心からターミナル3の中心まで約18分かかります(シンガポール航空公式)。

 

 

 

 

最悪だったAmbassador Transit ラウンジ

 

 

ようやくターミナル1からターミナル3について、訪問したのはAmbassadorTransitラウンジ。結論、このラウンジはNGでした。ラウンジ前に来た時に、やけに人が多く出入りしていて、いやな予感。その予感が的中でした。

 

 

本当はこんなに暗くはないんですが・・・

 

 

 

中に入ると、、、満員、混雑、食事は少ないで全く落ち着きませんでした。

 

 

 

時間帯が悪かったのか、このラウンジの特徴なのか?良く分かりませんでしたが、ネットでググると「混雑している」「Transitという名の通り」といったコメントがあり、どうやらいつも混んでいるようです。

 

 

 

サラダ系はいろいろありました。

 

 

食事はとりあえず、という感じ。

 

 

一応盛り付けてみた。2度目のディナー。ヌードルはその場で作ってくれるのですが、なぜかスープがぬるい。

 

 

このアイスクリームだけヒットメニュー 笑。おいしかった。

 

 

 

ちなみにこのラウンジもアルコールが有料でした。フロントでお金を払うとチケットをもらえ、カウンターで渡せばアルコールを飲めるシステムらしいです。ここでも無料アルコールに有りつけず。「すべてのラウンジでアルコールは有料なのか?」そんな不安が湧いてきました。そんな不安を抱えながら、ターミナル3にある他のラウンジを覗きつつ、またスカイトレインに乗車し、ターミナル1へ戻ることに。

 

 

 

少々長くなってきたので、続きは次の記事で。

【SFC修行】一撃大量ANAマイル獲得の必殺技SINタッチ。シンガポール・チャンギ空港でお勧めの過ごし方~その2