成田空港でホテルを取らず無料で宿泊するのに便利なウェイティングエリアの場所はココだ!

 

 

img_7997_1

 

 

先日、フィリピンのマニラへから日本へ帰って来た時のこと。

 

 

フィリピンへ同行する方が関西国際空港からフィリピン航空でマニラに行くということでしたが、JGC修行のためにフライトをJALに集中させていた関係で、大阪発成田経由マニラ行きのチケットを無理やり取ったことがコトの発端でした。

 

 

関西空港からマニラへはJALでの直行便設定が無く、成田経由となり、かつ前後に宿泊を伴うスケジュールにも関わらず、JALに乗りたいがために無理矢理スケジュールに押し込んでチケットを取ったのですが、

 

 

往路の関西⇒羽田(しかも成田までは陸路><)はJAL便を確保出来ましたが、復路の成田⇒関西がどうしてもJAL便ではなくジェットスター便になってしまいました(便名はJAL便)。

 

 

ジェットスターはご存知の通り、LCCの代表格。私も今のように飛行機に乗る前は、ちょくちょく利用させていただいた経験もあり、少々席は狭いけども、まぁ大阪ー東京間くらいなら我慢出来ないレベルでもないし、フライトの遅延、結構も経験したことがなかったので、予約時には何の問題視もしていませんでした。

 

 

しかし!

 

 

無事、マニラから帰ってきて、成田の近くのホテルに宿泊。次の日の朝、意気揚々と成田空港に向かいました。成田11:25発のフライトを予約していたので、LCCは混むから早めの午前9:00頃チェックインカウンターへ。ここまでは順調。

 

 

一応、フライトの予定をモニターで確認しようとふと目を向けた瞬間、自分の目を疑いました。

 

 

「遅延」

 

「振替のフライトは13:20になります」

 

 

の文字。

 

 

「ええええええ~?!遅延?しかも今まだ9:00過ぎなんですけど?!」

 

 

そうです、そのまま私は13:20まで、延々約4時間待たされることに・・・

 

 

その時すでにJALのクリスタル会員になっていた私は、「くそ~、クリスタル会員の専用ダイヤルに電話して何とかしてもらうぞ」と頭に描きながら、ジェットスターのカウンターへ文句を言いに行きました(でもさすがLCC、ここでも並ぶことに)。

 

 

そうすると、ジェットスターのカウンターの兄ちゃんも慣れたもので、「本便はジェットスター管轄になるので、JALさんに連絡してもどうしようもありませんので」と先に釘を差してきた><。

 

 

不幸中の幸いか、当日は日曜日でその後予定もなかったので、これ以上文句を言っても大人げないし、欠航にならなくてよかったと自分を納得させ、ここは腹を決めて、代替えフライトまで待つことに。

 

 

で、どこで待とうか?と考えた時に、ジェットスターは第3ターミナルでラウンジもないし、混雑してるし、、、で仕方なく第2ターミナルへ出戻り。

 

 

そして、第2ターミナルで、まずこれから4時間滞在するための選択肢として考えたのが、以下の4つ。

 

 

1)JALサクララウンジ

 

2)カードラウンジ

 

3)どこかの店

 

4)そこらのベンチ

 

 

1)は制限エリア内にあるし、JALはジェットスター乗り継ぎではラウンジ使わせない!とのこと(下図参照)だし、そもそも同日中の乗り継ぎじゃないし、で完全にアウト(泣)。

 

jetstarnarita

 

 

2)成田のカードラウンジは制限エリア外にあるので、これは選択肢としてあったけど、4時間も座ってられるか?あまり広くないし、4時間も居たら目立つよな?と自問自答し却下。

 

 

3)これも2)より長時間滞在はさらに厳しい・・・

 

 

4)ベンチはうまくいくと横に慣れるかも?と考えたけれど、夜中でもないので何となく寝ころびづらい。

 

 

ということで、途方に暮れておりました。

 

 

とその時、ネットを調べていたら、第2ターミナルにLCC早朝便のために「ウェイティングエリア」というものがあるではないですか!こんなの昔なかったぞ?!

 

 

最近出来たという「ウェイティングエリア」はその名の通り、きっと快適な待ちスペースに違いない!と勝手に想像し、行ってみることにしました。

 

 

naritawaitingarea

(出所:http://www.narita-airport.jp/jp/guide/map/?terminal=2&map=9)

 

まずは場所。上記の図は成田第2ターミナル1Fです。1Fは国際線到着ロビーになっていますが、このフロアの北側(図で言うと左)に北ウェイティングエリアが設置されています。もともとLCCのチェックインカウンターや搭乗ゲートに使っていた場所で、LCCが第3ターミナルに移動したことにより空きスペースを利用した形です。

 

 

 

img_8010_1

北ウェイティングエリア入口。

 

 

ちなみに「北」というからには「南」もあるのか?と調べたところ、ありました。今回行きませんでしたが、同じ第2ターミナルにあるようです。

 

southwaitingarea

(出所:http://www.narita-airport.jp/jp/fun/event/japan/t2_3/)

 

ただし、北ウェイティングエリアに比べて狭いようですので、話を北ウェイティングエリアに戻します。

 

 

 

img_8009_1

入口にはハッキリ「北ウェイティングエリア」と書いてありましたが、あとは殺風景な通路が続きます。写真はこれ一枚ですが、3回くらい曲がって進みますので、「ホントにあるの?」と疑わずにはいられないくらい離れています。

 

 

 

img_8008_1

やっと入口に到着。なんだか想像以上にキレイなスペースです。人もいない。

 

 

 

img_8006_1

全体の雰囲気はこんな感じ。結構広いです。私が利用したのは昼間だからか、ガラガラでした。

 

 

 

img_8004_1

自動販売機や雑誌も結構あります。

 

 

 

img_8003_1

トイレもキレイ。

 

 

 

img_8007_1

Wifiも完備。写真を撮り忘れましたがコンセントもありました。が、あまり数が多くないので、混雑したら争奪戦になるかも。

 

 

 

img_8001_1

この北ウェイティングエリアの真骨頂はこの畳エリア!

やっぱりソファーで横になるのと、畳で横になるのとでは大違い!結局、私はここで時間を過ごさせていただきました。

 

 

 

かなり以前、コスト重視であえてジェットスターやピーチなどのLCCを利用していたこともあり、早朝便に乗るため成田で一夜を明かしたこともあるのですが(もちろん最近はもうやらない 笑)、当時の成田は国際空港と言えど24時間ではなく(今もだけど)、夜は行動エリアも制限され、宿泊客は一部の場所に集められ(身分証明も提示させられた記憶がある・・・)、かなり肩身の狭い思いをしたことがあります。

 

 

それに比べて、この北ウェイティングエリアはかなり人間扱いされている感じがありました(笑)。思った以上に快適でした。ただ、早朝便に搭乗する人が集まる深夜はもっと混んでいるかもしれませんので、利用される場合は早めに陣取った方が良いかも(特に畳エリア)。

 

 

とはいえ、LCC専用の第3ターミナルは、深夜に結構にぎわうようですが、こちらはLCCのターミナルではない第2ターミナルにあるので、それが幸いしてか、意外と空いているという話も。

 

 

ただし、実際の利用時は、第2⇒第3ターミナルまで10分~15分(徒歩かバス)かかるので、フライトギリギリまでは滞在出来ないのでこの点についても注意してください。

 

 

ちなみに第2ターミナルB1には24時間のセブンイレブンもあるので併せて利用すれば便利です。(以前は24時間の店もなかったなぁ)

 

 

最近はマイルを自動的に貯められるようになったので、ANA、JALを利用するようになっているため、出来るだけLCCは利用しないようにするつもりですが、何だか以前によく空港で一夜を過ごしたなぁと思うと懐かしい気分になりました。

 

 

このブログを読んでいる人は、飛行機に乗らなくても年間216,000ANAマイルを貯めることが出来るはずですので、あまりLCCを利用されることはないかと思いますが、今回の私のように何かの折に成田で一泊、となった時の知恵として覚えておいていただければ幸いです。

 

 

もう、LCCなんて乗りたくない!

 

格安では物足りない、無料で飛行機に乗りたい!

 

 

という方は、ぜひこのブログのいろんな記事を読んでみてください。

だれでも簡単にANAのマイルを年間216,000マイル貯めることが出来ますよ。

 

⇒今すぐANAマイルを貯めるノウハウを知りたい方はこちら