【改悪】ソラチカルートに異変!主要ポイントサイトから東京メトロへの移行ルートが閉鎖!今後の対策と対応を徹底解説します。

 

 

これまで長年、陸マイラーに愛され、活用されてきた東京メトロが発行する唯一無二のカード、ソラチカカード(正式名称:ANA To Me CARD PASMO JCB)。

 

このソラチカカードが陸マイラーに人気だったのは、「各ポイントサイト(ハピタス、モッピー等)のポイントを90%の交換レートでANAマイルに移行できるから」でした(=ソラチカルート)。

 

しかし、2018年1月9日、ソラチカカードを発行している東京メトロから、この制度の改悪が発表されました。今回の改悪はドットマネー、PeX、Gポイント、ネットマイルの4つのポイントサイトから、メトロポイントへの交換を、2018年3月31日をもって中止するという内容です。

 

(PeX、Gポイント、ネットマイルも同じ内容)

 

つまり、これまでのソラチカルートでは、各ポイントサイトのポイントをANAマイルへ交換できなくなった、ということです。

 

これまで私も含め、この「貯めたポイントの90%がANAマイルに移行できるソラチカルート」の恩恵を受け、活動してきた我々陸マイラーは、今後、別のルートでANAマイルを貯めざるを得なくなりました。これにより陸マイラー界には激震が走っています。

 

今回、改悪されたのは東京メトロ(ソラチカカード)への入口だけ

 

まず、冷静に事態を紐解きますと、今回の発表で改悪されたのは、東京メトロ(ソラチカカード)への「入口」のみです。つまり、東京メトロ(ソラチカカード)→ANAカードへの「出口」は90%の交換率で変更はありません

 

そこで、まず陸マイラーが考えないといけないことは、「ソラチカカードをそのまま利用するのか?しないのか?」という点です。

 

結論から言うと、「使うべき」でしょう。なぜ使うべきなのか?それは次の2点に分けて考えるとまだまだソラチカカードは使えることがわかるからです。

 

1)3月31日までの東京メトロ(ソラチカカード)へのポイント移行について

2)4月1日以降の東京メトロ(ソラチカカード)へのポイント移行について

 

1)3月31日までの東京メトロ(ソラチカカード)へのポイント移行について

 

今回の改悪でキーワードとなるのは「3月31日」という日付。「この日まで」と「この日の翌日以降」を分けて考えてみたいと思います。

 

まずは、3月31日までに何をすれば良いか?

 

それは、、、「ポイントを出来るだけ東京メトロ(ソラチカカード)にポイントを移行しておくこと」です。

 

前述した通り、陸マイラーにとって衝撃的な発表があったのは、各ポイントサイト(中継サイト)→東京メトロ(ソラチカカード)のいわゆる「入口」の部分が4月1日以降、閉鎖されたということです。

 

一方、東京メトロ(ソラチカカード)→ANAマイルへの交換(=出口)は閉鎖どころか、交換率も従来の90%のままで変更はありません。ということは、東京メトロ(ソラチカカード)に貯まっているポイントは3月31日以降も引き続き90%の交換率でポイントをANAマイルに交換が可能です。

(※この割合もいつ改悪されるかわかりませんが、現時点ではそれは考慮しないことにします)

 

よって、3月31日までは、これまでの「東京メトロ(ソラチカカード)への「入口」も「出口」も今まで通りですので、これまでのスケジュールでポイントをANAマイルに移行することになります。

 

ハピタス→ドットマネー経由→ANAマイルへの移行(ソラチカルートの基本)を例として、私が毎月目安にしているポイント移行スケジュールは以下の通りとなります。

※毎月20,000ポイント以上交換可能な場合を想定

 

ハピタスからN月11日までにドットマネーギフトへ交換完了する(3営業日必要です)

(友達紹介ポイントがある場合は5日以降になるかと思います)

ドットマネーギフトコードに交換完了後、すぐにドットマネーを経由して東京メトロ(ソラチカカード)へ移行(N月分。リアルタイム)

N月12~15日の間にN-1月のポイントが反映するので東京メトロ(ソラチカカード)からANAマイルへ移行

(=これは前月分(N-1月)のポイント)

翌月同じことを繰り返す

(=N月分をANAマイルへ移行する作業

 

では、東京メトロ(ソラチカカード)へどんどん交換するにしても、どれだけのポイントを交換しておけば良いのでしょうか?それを考えるには以下の2点を押さえる必要があります。

 

1.メトロポイントの交換限度額

2.メトロポイントの有効期限

 

1.メトロポイントの交換限度額

 

まず、考えるべきことは東京メトロ(ソラチカカード)のメトロポイントは毎月交換できる限度額が最大で20,000ポイントです。ここはまずしっかり押さえておきます。

 

2.メトロポイントの有効期限

 

1.メトロポイントの交換限度額と合わせて考えておきたいのは、メトロポイントの有効期限ですが、こちらは次の通りとなっています。

少しわかりにくいですが、要は「毎年4月1日から翌年3月末日までの間に付与されたメトロポイントは、翌々年の3月末日まで有効(最長2年間)」だということです。最後が3月と決まっているので、4月に獲得したポイントと3月に獲得したポイントでは有効期限が1年近くも差が出ることに注意です。

 

この2つを考慮して考えられる戦略は、ドットマネー、PeX、Gポイント、ネットマイルのルートからは、2018年4月にメトロポイントに反映するタイミング(3月16日以降と推測されますが公開されている情報ではありませんので正確性は保証できません)で、交換限度額/月20,000ポイント×2年分=480,000ポイントを交換しておき、4月以降、毎月20,000メトロポイントをANAマイルへ交換していけば、引き続き90%の交換率で最大432,000ANAマイルを貯めることが出来る、ということです。

 

これが「1)3月31日までの東京メトロ(ソラチカカード)へのポイント移行」について考えておくべきことになるかと思います。

 

2)4月1日以降の東京メトロ(ソラチカカード)へのポイント移行について

 

次に考えなければいけない大切なことは、「2)4月1日以降の東京メトロ(ソラチカカード)へのポイント移行について」です。

 

こちらは今回の改悪に直結する話となりますが、要は閉鎖される「ドットマネー、PeX、Gポイント、ネットマイル」以外のルートからどうやって、東京メトロ(ソラチカカード)にポイントを移行するか?ということを考える必要があります。

 

2018年4月1日以降の東京メトロのメトロポイントへ交換出来るポイントサイトの状況を見てみましょう。

 

 

まず、「ANA」「楽天ポイント」「nanaco」はメトロポイント→各ポイントサイトへの交換のみなので、除外。「Let’sエンジョイ東京」は、貯めたポイント→メトロポイントへの交換は1:1の等価で出来るものの、他のポイントサイト→「Let’sエンジョイ東京」への交換が出来ません。「gooポイント」はセシールを経由するルートが存在しますが、肝心の「gooポイント」→メトロポイントの交換率が50%と高くありません。

 

このように消去法で見ていくと、最終的に「LINEポイント」が残ることになります。では「LINEポイント」の交換率はどうでしょうか?

 

 

なんと、90%の高い交換率でメトロポイントに交換できることがわかります。軒並み有名どころのポイントサイトからの交換ルートを閉鎖した東京メトロですが、何故かLINEポイントだけルートを閉じませんでした。何らかの戦略が見え隠れしますが、想像しても仕方がないので、このルートを暫定的に使わざるを得ないでしょう。(個人的には「Let’sエンジョイ東京」が、実は東京メトロがぐるなびと運営しているので、今後この辺りのルートが整備されるような気もします)

 

では、LINEポイントを使ったルートはどのようなものがあるでしょうか?

 

まずはLINEポイントにダイレクトに交換できるルートは、以下のようなポイントサイトがあります。

 

・ポイントタウン 100%(等価交換、手数料無料)

 →3営業日以内

 

・Gポイント 95%(広告利用で手数料バックあり。実質100%)

 →2~3日後

 

・モッピー 90.9%(300LINEポイントに交換するには330ポイント必要)

 →5日以内

 

これらのポイントサイトを起点にして→LINEポイント→メトロポイント→ANAのルート活用が考えられます。このルートで最終のANAマイルへの交換率は73.6%~81%となります。

 

しかし、これらのポイントサイトで大量のポイントを貯めているとは限りません。

 

次に上記3つのポイントサイト以外、特に陸マイラー御用達のハピタスなどからLINEポイントに交換できるルートはあるのでしょうか?

 

そのルートには以下のようなルートが浮上しています。

 

このルートは、これまでのソラチカルートよりも交換回数が多いため、少し管理が煩雑になりますが、LINEポイントまで1:1の交換率で進められるので(Gポイントは手数料バック条件要)、最終的にLINEポイント→(90%)→東京メトロ→(90%)→ANAマイルで81%の高い交換率となります。

 

このルートを使う際のポイントは、

 

「ANA VISAカード等のワールドプレゼント対応の三井住友VISAカードを所有すること」

 

 

です。

 

例えばANA VISAワイドゴールドカードは、年会費が14,000円+税と少々お高いカードになりますが、諸条件をクリアすると9,500円+税まで下げられますし、ポイント還元率がワンランク上のカードに匹敵する数字を叩き出しますので、このブログでも絶賛推奨しており、実際に私もメインカードとして利用してるので、持っていない方は準備しましょう。

詳しくはこちら

 

このルートを使うと、ハピタス以外でもモッピーや、ポイントインカム、モバトク、ECナビ等のポイントサイトも同様の交換率でANAマイルに交換することが出来るので、選択肢が幅広くなります。

 

以上、ソラチカルート改悪について、対応について考察してみましたが、ドットマネーなどから東京メトロ(ソラチカカード)への反映タイミングが早くても1ヶ月かかることを考えると、もうあまり猶予がありません。陸マイラーとしてはただただ、3月31日のXデーを待つのではなく、出来る限りのことはやっておきましょう。

 

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