【JGC修行】JAL JMBサファイア獲得へ向け実際に沖縄タッチをやってみた。

 

マイルブログを見ていると「沖縄タッチ」「OKAタッチ」などの単語が出てくるけど、一体これは何?

という悩みを抱えている人にお答えします。

 

「沖縄タッチ」「OKAタッチ」とは?

 

JGC(JALグローバルクラブ)会員資格を目指して2016年12月現在、過密スケジュールを組んで飛び続けているわけですが(なぜ過密なのか?はこちらの記事で)、その中で一度はやってみたかったことがあります。それは、先輩JGC修行僧の方々が、度々記事にもされている「沖縄(那覇)タッチ」修行です。

JAL GLOBAL CLUB(出所:http://www.jal.co.jp/jalmile/jgc/)

 

「沖縄タッチ」とは、出発空港から、沖縄(那覇)空港まで、往路を飛び、到着後すぐ折り返しの便で、出発空港へ帰ってくるフライトスケジュールを組むことです。ちなみに「OKA」とは、空港コードで、那覇空港を表すコードです。

 

通常、飛行機で遠方に行く場合は、「せっかく行くのだから」と、少しでも現地の観光をスケジュールに盛り込みたいと考えるのが、心情というものですが、JALのJGCやANAのSFCを目指すために、我ら修行僧はフライトポイント(JALの場合はFLYONポイント、ANAの場合はプレミアムポイント)を貯めなければいけません。

 

よって、「飛行機に乗ること」が目的であるので、スケジュールやコストを考えると、日本国内で最も遠い沖縄まで飛んですぐに引き返す「沖縄タッチ」という荒行が視野に入るわけです(通常の旅行者思考では考えられないですよね)。

 

そして、荒行と言われる「沖縄タッチ」が、実際どのくらい荒行なのか?を体験してみるべく、私も実際に「沖縄タッチ」のスケジュールを組んでみました。

 

今回「沖縄タッチ」に選んだのは関西-那覇のフライトです。JALのスケジュールを見ると、大阪関西-那覇路線は、JAL本体が運航しているのではなく、JAL関連会社の「日本トランスオーシャン航空」が運航しています。

 

日本トランスオーシャン航空は沖縄県那覇市に本社を置く、今年50周年を迎える航空会社です。運航路線は沖縄本島を中心とする離島への路線がメインですので、中小型機が多い航空会社ですが、とはいえ、昨今のインバウンド需要の波に乗り、2015年は経常利益が12%を超えるなど、堅実な経営を行っている会社でもあります。

 

話を戻して、今回の沖縄タッチで選んだフライトは以下の通り。

 

往路 JTA1 関西8:50発 那覇11:15

復路 JTA4 那覇11:55発 関西13:45着

 

上記のフライトスケジュールを見ていただいてお分かりの通り、那覇に着いて折り返し便までの時間が40分しかありません。実際には飛行機がウイングに着いてから乗客が出てくるまでの時間や、搭乗時の乗客誘導時間を含めると、現地滞在が、実質20分程度しかありません。これが「タッチ」と言われる所以だと思います。

 

しかし一見、この強行スケジュールなタッチ修行をすることで、朝に出た出発空港へ、午後一番に帰ってくることが出来るので、休みの日を一日つぶしたり、一泊したりせず、日帰りで超効率的にフライトポイントを獲得することが出来るため、週末や祝日しか休みが取れない多くの会社員修行僧が実践している方法なのです。

 

沖縄タッチ修行を考えた時に発生する2つの疑問点

 

沖縄フライトに限りませんが、どこか目的地を設定した「タッチ修行」をスケジュールに組込もうと考えた場合に、必ず出てくる疑問点が2つあります。それは・・・

 

1)復路の飛行機に乗り遅れないか?

2)行き先空港で手荷物検査をもう一度受けなければいけないのか?

 

という点です。

 

1)復路の飛行機に乗り遅れないか?

 

まず1)ですが、今回の関西-那覇のフライトスケジュールでは、全く問題ありません。そもそも乗り遅れるということ自体が発生しません。なぜなら、このJTA1便は、関西⇒沖縄と飛んだ後に、JTA4便として「同じ機材」が関西へ引き返すからです。

 

ですから、往路のJTA1便が遅れたとしても、復路のJTA4便が先に出発してしまう、ということが、理論上あり得ないからです。

※ただし、制限エリアを出た場合は別です。以下の疑問点2)をお読みください。

 

なお、路線やフライトによっては、機材のみならず、CAさんたちも同じクルーが引き返すこともあります。その時、「何となく気恥かしい気になる」と先輩JGC修行僧の方々がおっしゃっていたので、ホントにそうかな?と気になっていました。

 

そこで今回もその可能性があると思ったので、私の方からCAさんに「また折り返しJTA4便で引き返します」と話しかけると、「ええ~そうなんですか!また一緒ですね!」と会話が盛り上がるのでは?と考えたのですが、実際は「ご苦労さまです。私はこの後、宮古島へのフライトです」と言われ、期待したほど盛り上がらなかったことは内緒にしておきます・・・。

 

2)行き先空港で手荷物検査をもう一度受けなければいけないのか?

 

さて、次は疑問点2)ですが、これは私も予約時に悩みました。「そもそも実質20分しかないのに、一度外に出て、また手荷物検査を受けた場合、手荷物検査が激込みしていたら、間にあわないのではないか・・・」こんなことを考えると、「予約したとしても復路便に乗れなかったら・・・」と不安になり、なかなかJAL予約ページの予約ボタンを押せませんでした・・・

 

またこの疑問ついては、ググってみても意外と書かれている記事が少ない、というか、適切な検索キーワード自体が思いつかなかったために、ハッキリと確信を持てる答えは持っていなかったのです。

 

ならば聞いた方が早い、と思い立ち、今回の沖縄タッチフライト直前の別の沖縄へのフライト時に、制限エリア内搭乗口付近にあるカウンターで聞いてみました。

 

すると、「はい、建物(制限エリア)を出なくてもこちらで「乗り継ぎ扱い」で発券させていただきます」との一発回答で、心配していた点が完全にクリアされました。つまり、手荷物検査を改めて受ける必要はなく、そのまま搭乗口付近で復路便を待っておけば良いということです。

 

また逆に「発券後、やっぱり外に出たいと思ったら出ることは可能でしょうか?」と聞いてみたところ、「はい、手荷物検査をもう一度受けていただけるならば出ていただいても構いません。」という回答でした。

 

やはり、「ググるより直接聞いてみる」というところでしょうか・・・まぁ、冷静に考えると当たり前の話ですが、「もし、復路便に間に合わなかったら・・・」という疑問を持ったままというのは精神衛生上良くないですからね。

 

この記事を読んで安心し、今後、沖縄タッチを敢行される方々が出てくると思いますので、ここで記事をもっとわかりやすくするために、写真もご提供しておきます。

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那覇空港国内線は、到着ロビーと出発ロビーが一緒になっています。機内からターミナルに出てくると、このような感じのフロア(制限エリア)に出ます。この制限エリアを出ずに、復路のフライトに搭乗する際は、25番と26番(○印)搭乗口の間にある上記写真のJALカウンターへ行ってください(矢印のところ)。
※ちなみにANAも同じような構造になっています。

 

そこで復路の航空券を発行してもらったら、後は復路の搭乗口前で待っておけばOKです。

 

ちなみに私は復路搭乗券発行後、あえて一度出てみることにしました。制限エリアから出て、展望台からの飛行機を見たり(※)、JGC、SFCに限らず修行者が沖縄フライト時にお世話になるであろう「空港食堂」を一目見たかったからです。

※那覇空港はJAL、ANAの機体を見るのもよいですが、F15戦闘機が常時離発着をしていて、これが大迫力!おすすめです。

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F15戦闘機。那覇空港に40機も配備されています。この戦闘機の飛行速度と爆音は、飛行機好きの私は正直、かなり萌えます(笑)

 

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修行僧御用達の「空港食堂」は、空港1Fの端の端、JALツアーカウンターのさらに奥にあります。

 

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キターーーー、JGC、SFC修行僧の胃袋を満たしてきたウワサの食堂。

 

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この場所に立つと、「先輩JGC、SFC修行僧もこの場所に同じように立ったんだろうなぁ~」と感慨深い気分になる場所でした。

 

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ほとんどのフライトを網羅している営業時間です。

 

往路那覇空港着⇒復路チケット発券⇒展望台で飛行機を見る⇒空港食堂を訪ねる(今回食事はしてない)⇒手荷物検査⇒往路搭乗口

 

これだけの動きをして、20分後のギリギリ往路の機内案内に間に合いました。独りで沖縄に来て、空港をウロウロして、すぐに本土へ帰る。JGC、SFC修行のことを知らない一般の方々には、全くもって不可解な行動にしか見えませんよね(汗)。でも趣味嗜好は違えど、目的を持って行動していることなので、やっていて不思議な充実感があります。

 

と、いうわけで、

 

1)復路の飛行機に乗り遅れないか?

2)行き先空港で手荷物検査をもう一度受けなければいけないのか?

 

という疑問点は全く心配することはありません。ぜひあなたも「沖縄タッチ」を満喫してみてください。

 

JMBサファイア会員資格まであと、3210FLYONポイントです。

 

今回の記事は、JGC修行のネタとして書いていますが、まずはマイルを貯めたい!という方はこちらの記事も参考にしてみてください。